血まみれシャーリーズ・セロンのド迫力カーチェイス/映画『アトミック・ブロンド』本編映像
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シャーリーズ・セロン主演×ジェームズ・マカヴォイ×ソフィア・ブテラ×デヴィッド・リーチ監督『アトミック・ブロンド』。
主人公の女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるのは、アカデミー女優で、近年では『マッドマックス怒りのデス・ロード』のフュリオサ役で高い評価を受けているシャーリーズ・セロン。監督は、『ジョン・ウィック』共同監督で、世界中で大ヒットを記録した『デッドプール』の続編監督にも決定しているデヴィッド・リーチ。共演には、『X―MEN』『ウォンテッド』の演技派俳優ジェームズ・マカヴォイ、『キングスマン』のガゼル役で一躍注目され、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』では敵役に起用されたソフィア・ブテラ、さらにジョン・グッドマン(『キングコング:髑髏島の巨神』)、トビー・ジョーンズ(『キャプテン・アメリカ』シリーズ)など実力派俳優が脇を固める。
今回解禁された映像は、なぜか血まみれのシャーリーズ・セロン演じるロレーン・ブロートンが東ドイツ国家保安省シュタージのスパイグラスを隣に乗せ、ベルリンの町中を爆走するシーン。このシーンの独特な撮影方法には要注目。カーチェイスの臨場感を演出するべく、特別な車体カメラ装置があらゆる角度を網羅するように設置され、観客は車の中も見ることができるようになっている。スタント運転手のアンドリュー・コンリーは「カメラ装置は基本的に電動式のトレーラーになっていて、運転手は画面外で運転を油圧操作できるので、役者はスクリーンに映っている車の中に映っていられる。車内にはジンバルを装着したミニカメラを搭載したので車内全体をパンすることが出来た。運転手の操作位置は変更可能で、おかげでどの角度からも柔軟に撮影できるようになった」と語る。その装置には、5人のスタッフが乗れて、見えないようにフロントガラスのワイパーや窓やカメラを操作し、カメラはテイクの間、焦点を調整することも。カーチェイスのチームは何日か広いスペースで練習を重ね、動きやルートを完璧にマスターし、町中での撮影に挑んだ。
フロック・オブ・シーガルズの『アイ・ラン』にも注目。『ラ・ラ・ランド』でも使用されていた本楽曲だが、ベルリンの道路を“逃げる”ロレーンとの相性はばっちり。ロレーンは何から逃げているのか、果たして無事に目的地に着くことはできるのか、本編に乞うご期待!
2017年10月20日公開
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